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METAMOR-FORCE ブラックサレナ レビュー (ブラックサレナ編)

2023年3月19日機動戦艦ナデシコ

千値練より発売されたMETAMOR-FORCE ブラックサレナの、ブラックサレナをメインにしたレビューです。

 

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案内開始から発売まであまり時間がなくて少し困りました…。

パッケージを開けた段階ではエステバリスカスタムなので、アーマーを装着してブラックサレナへ換装します。

スタビライザーと尻尾のようなアンカークローが長く伸び、後ろから見てもボリュームがあります。

商品データによるとMETAMOR-FORCE ブラックサレナが全長:約210mm 、バンダイの魂SPEC ブラックサレナが全高約:130mmとなっています。

商品スペックでもわかるように、そこそこ大型のモデルになります。
比較写真を撮られればよかったのですが、魂SPECはマウンテンサイクルに埋もれています…

各所にある赤い塗装、肩や頭部のエンブレムの塗り分けははみ出しもなく、綺麗に塗装されています。

頭部のカメラアイの塗装はかなり薄めで見えづらくなっています。
サンプル写真では胸部バルカンの銃口は黒く塗装されていましたが、製品版ではオミットされた模様です。

魂SPECにあったダメージ表現は一切ありません。

サイズが大きい分、ディテールがほどよく追加されているので見ていて飽きません。

ブラックサレナ外装はテカテカではなく、半ツヤといったところでしょうか。

肩と脚部のブースターは可動して展開することができます。

スラスター本体はメタリック塗装です。

METAMOR-FORCEの追加ギミックとしてブラックサレナの足首にあたる部分が内側に可動し、きちんと自立することができます。

かなりしっかりした造りのスタンドが付属します。

アームはロック機構がありますが、あらかじめ角度を決めてブラックサレナをアームにはめ込む形で使用します。

支柱はネジでテンションを調整するこができる使用です。

脚裏のスラスター周りにもしっかりディテールがあります。

ブラックサレナ形態でも膝関節を曲げることができます。

外装が多少干渉しますがハンドカノンを構えるにはそれほど困りません。

肩のバインダーは前後左右に可動、大きなスタビライザーは上下に可動します。

アンカークローは節ごとにボールジョイントで接続されているので表情をつけることが出来ます。

バインダーを上げるとエステバリスの肩可動も拡がります。

ブラックサレナの頭部はあまり横を向けませんが。

バインダーの内側にもきちんとディテールがあります。

夜天光と一騎打ちする前にハンドカノンをバインダーに収めるような描写あったような気がしましたが…。

勝負…!

ブラックサレナ形態でも腰は若干可動します。

アーマーパージ

METAMOR-FORCE ではオイルの流れた頭部は付属しません。

 


10年近く前にプチ立体化の波が来たブラックサレナでしたが、2018年になって完全新規の製品が手に入るとは思っていませんでした。

見た目としてはほぼ文句のつけようがありませんね。本当にカッコいいです。
ダイキャストが使用されているので適度な重量感もあり、満足感もあります。

可動についても問題はありません。
いまのところ自重で関節は負けるといったこともありません。

ただ、ブラックサレナ形態では主に下半身周りがポロリや不安定さが気になってしまいます。

股関節アーマー、太腿アーマーが少し外れやすいですね。
太腿アーマーはもしかするとスタンドのアームと干渉してしまっているのかもしれません。

脚のスラスターユニットはエステバリスのカカトに仕込まれたマグネットでの接続になっています。
こちらは外れやすということはありませんが、ガッチリホールドしている訳ではないので左右に遊びがあります。
ココが気になると言えば気になってしまいますね。

エステバリスカスタムも塗装されているので、擦れによる塗装ハゲ対策として考えられているとは思うのですがもうひとつ工夫が欲しかったです。

最後に一点、ブラックサレナの胴体アーマー外すのに大変苦労します。
説明書にも補足があるのですがメチャクチャ固いです。

不満点もありますがポーズを決めて飾ってしまえば文句なしにカッコいいブラックサレナになっています。

エステバリスカスタムと換装に関する事は以下の記事にて紹介しています。
METAMOR-FORCE ブラックサレナ レビュー (エステバリスカスタム編)