MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正 素組みレビュー
MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正の素組みレビューです。
装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-より、三世村正がまさかのプラキット化です。
一部彩色済みで、組み立てるだけでほぼイメージ通りのカラーリングを再現できます。
目と両頬の毛のような部分が彩色済みとなっています。
肩の大袖はボールジョイント接続でわりとフレキシブルに可動します。
膝は2重関節で、180度近くまで曲げることができます。
ジョイントの形状があまり似つかわしくないというか、無機質でやや浮いたデザインの印象です。
鞘がこんなに蜘蛛蜘蛛してるとは思いませんでした。
平手も含めて、手の甲のブレード状の部分が可動します。
足首はボールジョイント接続ですが、デザイン上そこまで接地性が良くありません。
股関節がそこまで大きく開かないのでそこまで気になりません。
股関節下と合当理の下に3mm穴があり、スタンドを使用します。
シンプルスタンドでは重量を支えきれませんでした。
太刀 脇差
納刀状態は鞘に柄を差しているだけとなります。
飛行ポーズを意識してか、首が2重関節で上を向きやすいです。
接続穴を気にしなければ野太刀を装備していない状態を再現できます。
肩を前にだすための引出機構があり、太刀を両手で構えることができます。
野太刀
刀身が非常に長いです。
吉野御流合戦礼法
吉野御流合戦礼法“迅雷(ジンライ)”が崩し 電磁抜刀“禍” -レールガン"マガツ"-
MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正
組み辛い部分もなく、頭部の上方向への可動、肩の前方引出機構など、制作側のこだわりが覗える良いキットだと思います。
細かい部分の色分けは足りないかもしれませんが、素組みだけでも十分雰囲気が味わえます。
往年の村正ファンだけでなく、デザインがカッコいいと思った方にもオススメです。